今回はStudio One 7の新機能”Splice連携”の使い方と使用例を説明していきます。簡単にどんな機能かというと”自分が作ったトラックに合わせてSpliceから音源を探してきてくれる機能”です!今までSpliceで音源を探し回ってた時間が短縮できますね(その時間も好きだったりしますが)BGMをたくさん作っている私としてはとても助かる機能だったので溜め込んだSpliceのcreditsを枯らすためにも頑張って使っていきましょう!早速、確認していきましょう!
使い方
まずはSpliceのアカウントを準備しておきましょう。Splice単体だと現在(2024年10月)$12.99、2,000円ぐらいと中々なお値段しますが、Studio Oneとの連携を考えればその値段でも大丈夫…と思いたいところ。無料期間もあるみたいなのでまずはそれを試してから導入を考えるのでもいいかもしれませんね。
アカウントが準備できたらStudio Oneのプロジェクトを開いてみましょう。するとブラウズのタブに”Splice”の文字が。タブを選択してまずはLoginしましょう(Loginをクリックするとブラウザが立ち上がってLoginするように促されます)
そうしたら曲に合うループを探してきてもらいましょう。やり方は分析してほしい部分のイベントを全て選択して”Search with Sound”に放り込むだけです。
そうすると合わせる候補がたくさん出てきてくれます。候補を試聴する場合は作っている曲のキーとテンポに合わせてくれています。
ちなみに大事なcredit消費のタイミングは、候補の音源をトラック上に置いたタイミングです。そのタイミングで音源をダウンロードしてcreditを消費するような感じでした。試聴している時はcreditは消費されないので安心してください。
使用例
それでは実際に使ってみましょう。今回の音源は静かで怪しい感じの曲。ちなみに試聴の音源を流している時にメインの方も再生して、分析に使用したイベントの頭を選択すると同期して試聴できます。動画で確認してみましょう。
※全体的に音量を小さめに試聴してください。特に1:38からは爆音が鳴るので気をつけてください…。自分で使用する時も気をつけましょう!
こんな風に使用することができます。トラックに置いた時にトランスポーズはしてくれますが、タイムストレッチはしてくれないようですね。もし自動で出来る方法をご存知の方がいれば教えていただけると嬉しいです。
ただSpliceを使っていた時との違い
大きなメリットはやはり自分の音源からSpliceが提案して自分の想像を超えてくれるところ、という点に尽きます。今までは自分で「足りないのはパーカッションかなぁ、とりあえずループを探して…一応”Show Similar Sounds”も試しておくか」みたいな感じで音源を探していたかと思います。それがこれからは「Splice頼む!この曲には何が合うんや!あれ、パーカッションじゃなくてパッドが足りてなかったの?」みたいに自分の想像外の提案をしてくれて、それによってまた曲が変化していくのが容易にイメージできちゃいますよね。
それ以外でも「なんか音足したいんだけど、何なんだ…」みたいに迷子な時も助かります。こういう時の音探しすごく時間かかるので、この時間が短縮できる可能性があるだけでも嬉しいです。
本記事は以上となります。今回のアップデートは魅力的なものが多いので楽しみですね!良い機能があれば私の方でも記事を上げる予定ですので楽しみにしておいてください!
Audiostockというサイトで楽曲を販売しております。視聴もできますので是非覗いてみていただけると幸いです。
AudioStockの登録はこちらから↓
またいつもは↓のような楽曲を作っていますのでどうぞ聴いて高評価・チャンネル登録していただけると非常に嬉しいです!嬉しいです!!!
コメント