こんな悩みをお持ちの方向けです。
こちらの記事はシリーズものになっておりますので下記の記事をまだご覧になっていない場合は合わせてご確認いただければと思います。
ついにボーカロイドの打ち込みまで辿り着きましたね。高鳴る気持ちを抑えつつ、早速打ち込んでいきましょう。
ボーカロイドの打ち込み
ということで打ち込みましたので聴いてみてください。
ちなみに歌詞は以下のような感じ。最初はみんなこういうレベルから始まるんだよ、っていう歌詞にしました。
にしても歌上手いですね。今回ビブラート以外はベタ打ちなのですがそれでも十分うまく聴こえてなんだか感動しています。それでは早速打ち込み内容について確認していきましょう。※他のパートの5〜12小節と13〜20小節は同じです。
音程の打ち込み
音程の打ち込みはVOCALOID専用のエディターで行います。エディターが開いていない場合は、トラックのキーボードマークを押した後に出てくる”VOCALOID 6″をダブルクリックするとエディターが表示されるので試してみてください。
打ち込みはMIDIトラックと同様にまずはノートを入力するフィールドを用意します。左上にある”鉛筆マーク”を選択して上半分の部分をドラッグ&ドロップしてフィールドを生成しましょう。今回ボーカルを生成するのは13小節目から21小節の開始位置までになります。
それでは実際にノートを打ち込んでいきましょう。入力フィールドをダブルクリックするとノートを入力できる画面が表示されます。その後は下図を見ながら”鉛筆マーク”を選択して打ち込んでいきましょう。ちなみに最初にノートには「あ」と表示されますが、歌詞は後で打ち込みますので今は放っておきましょう。
前半部分はこちら。
後半部分はこちら。
打ち込めましたでしょうか。一度再生して確認してみてもいいかもしれません。
歌詞の打ち込み
それでは次に歌詞を打ち込んでいきましょう。先ほどの歌詞を再掲します。
歌詞の打ち込み方は、ノートをダブルクリックすると下図のようにテキストボックスになるのでその部分に発音させたい文字を入力していきます。基本的には”平仮名”で、平仮名で入力すれば連続した文字も各ノートに振り分けてくれます。
ということで、平仮名にした歌詞を載せておきます。よく見ると漢字を平仮名にした以外に変わっているところがあります。”は”を”わ”にしたり”大丈夫”を”だいじょおぶ”にしたりですね。これは実際に歌った場合に発音する方の平仮名にして歌わせた方が自然だからです。打ち込んだ後に”なんか発音が違うんだよなぁ”という時は自分でも歌ってみて母音は違くないかな?という点で聴いたりすると改善することもあると思います。
ビブラートの掛け方
歌詞も打ち込めたところでビブラートで味付けしていきましょう。ビブラートの箇所は下の値と図を参考にして入力していきましょう。編集の仕方はビブラート編集モードにして編集したところを掴んでから速度、深さは上下、開始位置は左右に動かせば変更できます。
- つ”む”いだのわ:速度50、開始位置12%、深さ26
- めろ”でぃ” :速度127、開始位置33%、深さ39
- だい”じょ”おぶ:速度50、開始位置33%、深さ34
- そおだ”よ” :速度50、開始位置33%、深さ33
さいごに
最後に微調整をしていきましょう。音量は”-6.5db”にして、”STYLE”は”Sweet Magic”に変更してみましょう。”STYLE”は好きなのを選んでいただいて大丈夫です。あと”ROBOT VOICE”と書いてあるのは俗に言う”ケロケロボイス”です。この辺もいじってみても面白いかもしれませんね。
DAWを使用しての作曲の基本は終了です。これが作れればAメロ、Bメロ、サビ、etc分作れば一曲になりますのでその分を作っていきましょう。その辺を補完する記事も執筆する予定なので引き続き本サイトをご確認いただければ幸いです。
本記事は以上になります。続きの記事は以下になります。
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