今回は完全に趣味な回です。以前以下の記事でOTTの音の変化について見ていきましたが、そういえばOTTが流行る前?に”音圧上げるならSausage Fattenerでしょ”という時代もあったよな?ということで音圧上げるならどっちがいいんだろう、というのが今回のお題です。
Sausage Fattenerとは?
こんな愛くるしいUIで大人気プラグインです。ちなみにFATNESSをいじることによって、音の変化とともに左のソーセージくん(?)も表情を変えていきます。左のFATNESSで音の太さ、変化量を調整できます。COLORでは左だと低音域、右に行くと高音域が強まる印象になります(私の耳調べ)これを使う対象も低音域を強めたかったらCOLORを0%寄り、高音域を強めたかったらCOLORを100%寄りみたいな感じで使うのがいいかと思います。
音の変化を見てみる(A-1 サイン波)
ソーセージくんを挿してない場合はこんな感じになります。C-1なので随分低い音、なんなら人間の耳には聴こえないレベルの低音ですね。
次にFATNESS:0%、COLOR:0%です。少し音が小さくなっているように見えますね。まぁ両方0%でも少し音の変化があるということですね。
次はFATNESS:50%、COLOR:0%です。低音爆上がりですね。なんとなくイメージ通りな上がり方な気がします。ソーセージくんさすがやで。
次にFATNESS:100%、COLOR:0%です。ついに本性表したって感じですね。倍音が立ち上がっているのだと思いますがなかなか激しく立ち上がってますね。FATNESS:50%までは倍音がないというわけではなく、倍音成分の音量が小さいようでした。
次にFATNESS:100%、COLOR:50%です。上のCOLOR:0%に比べ、少し高音域まで立ち上がるようになってますね。煌びやかな成分が増えていそうです。
最後にFATNESS:100%、COLOR:100%です。これも予想通りというか、立ち上がる音域がCOLOR:50%に比べて高音域になっていますね。なるほどそういうことだったのね。
音の変化を見てみる(A-1 〜 A3 サイン波)
先ほどは耳に聴こえない低音域のサイン波で試しましたが、それでは少し高い音も含めてみるとどうなるでしょうか。ということで-1から3までのAのサイン波で見て見ましょう。まずはソーセージくんを挿していない状態です。
次にFATNESS:0%、COLOR:0%です。50Hz以下は少し音量が下がっていますが、それ以上は少し音量が大きくなっているように見えますね。もう倍音成分が足されているということでしょうか。
次はFATNESS:100%、COLOR:0%です。COLOR:50%はあまり見栄えが変わらなかったので割愛です。あぁもう”キタな”って感じですね。思ったより見た目上の音変化が大きくて劇薬感がすごいです。
最後にFATNESS:100%、COLOR:100%です。まぁだいたい予想がついていた見栄えですよね。
結局OTTとSausage Fattenerどちらで音圧上げるの?
ここまで読んでくれた方、途中で気付いていたかもしれませんが音圧を上げる、という観点ではOTTとSausage Fattenerは全く別物で、以下のような違いがあります。
- OTT:マルチバンドコンプレッサー
- Sausage Fattener:ディストーションのようなもの
そして勘の鋭い方は気付いていると思いますが”最強”なのはSausage Fattenerを挿して、OTTを挿すことですね!(”最強”なだけで”最良”かどうかは…)
ということで今回の記事は以上となります。
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